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やりこみがいがあり過ぎる人生を攻略する。

やりたいことがわからない・できない その1

 はい、毎年恒例新卒採用シーズンです。私はリクルートスーツが大好きです。なんですかねあのそこはかとないエロさ。いい歳していつもドキドキです。

 

 さて、自分もそうであったように、若者の多くはこの時期に「いったい自分が社会に出て何がやりたいのか」という問題に初めて直面します。この点において自覚的な若者は、インターンをやったり学業をしっかりやったりと、社会と自分をコネクトしていく作業を事前に進めていることでしょう。

 

 ですが多くの学生が自己PRだの学生時代に頑張ったことだのを話すことに悩み、なんとか内定を手に入れた希望とはかけ離れた会社に就職し、意に添わぬ社会人生活を始めていきます。

 

 まあ、正直そんなもんですよね。自分もそんな感じだった気がします。今こうして社会人生活(これも変な表現ですが)を送ってきますと、自分のやりたいこと=自分のできること、ではなかったりするし、自分のやりたいこと=会社のやりたいことではなかったりもするのが世の中の真実ではないかと思うのです。

 

 新卒採用というのは、かつては会社はどんどん成長していくし、定年退職で人も減るから定期的に穴を埋めたい、というのが在り方でした。そのニーズを満たす会社の事業に対して従順にコミットしてくれる人員が欲しかったとも考えられます。つまり学生のやりたいこともやってきたこともどうでもよくて、結局採用されるのは「会社のニーズ」を満たしてくれる人間です。特に採用する側に立つととことんよくわかります。中途採用も基本は同じです。

 

 だから会社は自分のやりたい仕事をやらせてくれない、そりゃ当たり前なんですね。まー自分も若気の至りで3年で辞める新卒、になってしまったので、もっと早くそういうことに気が付けば色んな人に迷惑をかけずに済んだんじゃないかなあと思うのです。

 

 じゃあどうやったら自分のやりたいことにたどりつくんだよ、ってことをこれから考えたいですね。そもそも表題にもあるように、「やりたいことがわからない」という人もたくさんいるのですが、もちろんそこも含めて、一億総やりたいこと社会的な今の空気に対してアプローチしていきます。

 

(続く)