好きな仕事だから、面白い仕事だから、ブラック労働でいいのか?
脱社畜ブログ
最近改めて「働く」ということについて考えている。
アニメ関係の仕事をしていると、働き方は麻痺する。土日イベントや収録は当たり前。
「こんな業界だから仕方ないよねー」とは言うのが共通言語になっているのが、こんなハチャメチャにやってるとそのうちぶっ壊れる。というか一度心を病みかけて少し薬をもらって暮らしていた時期はある。
「好きだから、やりがいがあるから」=「長時間労働で、薄給でもよい」
割とまかり通っている考えかただけれども、なんだかおかしい。
世の中を見渡してみると、心身共に壊れそうになりながら働いている人が世の中たくさんいて、これで本当に日本という国に未来はあるのだろうか?って思う。もちろん皆が身を粉にして働いているからこそ、日本の豊かさが享受できているのだとは思うのだが、それが幸せになる方法なのだろうか?
僕は働けば働くほどこういうスパイラルに陥っていき、幸せな働き方って何だろうか?ってことを最近考えるようになってきた。
職業の選択として、「好きで楽しくて、適度な働き方でいっぱいお金がもらえる」というのは甘い考えだとは思うが、本当に甘い考えなのだろうか。そんな働き方が人間できないものだろうか。いっぱいとは言わなくても、自分なりに幸せだと思う報酬を得て、豊かな暮らしができないものだろうか。
そんな暮らしの実現を目指して生きたい。